クリムトゥ山は、神秘的な3つの火山湖があることで有名なフローレス島中部に位置する火山です。同じ火山ながらも違う色の湖が隣接しているとても不思議なスポットで、深緑や青緑など、まるで絵画のような美しい湖面は必見です!
クリムトゥ山はフローレス島にある三色の湖をたたえる活火山です。インドネシアの東ヌサトゥンガラ州にあるフローレス島(人口:150万人。民族:ポリネシア系が多い。宗教:85%がカトリック)は、小スンダ列島を構成する島の一つで、フローレスはオランダ語で「花」を意味します。クリムトゥ山は、フローレス観光の目玉です。クリムトゥとは、この地方の言葉で、噴火する(ムトゥ)山(クリ)を意味します。山頂には三つの火山湖があり、それぞれに違った色をしています。この色は常に変わり続けていて、たった半年でもかなり色の変化があります。そして、この湖は地元の人にとって信仰の対象であり、3つの湖の内の1つは悪い魂が落ちていく場所だと信じられています。観光客の行動を制限するものは少ないですが、自己責任で十分に気をつけなければいけない場所でもあります。
フローレス島周辺は「雨季(10月~3月)」と「乾季(4月~9月)」に分かれています。雨季には、一日に2 ~3時間スコールという激しい雨が降りますが、果物が熟しマンゴーなどがおいしい季節でもあります。クリムトゥ山の観光は乾季がベストシーズンです。雨季は雲がかかっていることが多く、湖さえ見えないこともあります。山間部は天候が変わりやすく、気候によっては非常に寒いことがあるので、防寒着や雨具を持参した方がいいでしょう。
入場可能時間:5:00~